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「仲介」vs「買取」どちらが正解?【メリット編】

2020.07.12 

「仲介」と「買取」では「売却価格」に違いが現れますが、それ以外にも特徴に違いがあります。
その内容を詳しく見ていきましょう。

「買取」のメリット

1.仲介手数料が不要
2.早期に現金化できる
3.売主様寄りのスケジュールで進めていき易い
4.契約不適合責任(物件の不具合等の修復責任等)を免除できる場合がある。
5.個人顧客の内覧が無い。
6.面積が広い土地、内外装の状態が悪い物件でも買って頂き易い。
7.ご近所に売却を知られる可能性が低い
8.ローン解約による契約解除等の不測の事態の発生のリスクが低い。
安心・確実を重視し「高値売却」に拘らない場合、おすすめの売却方法です。

「買取」の概要

住まいの買い換え先が決まっている場合や相続税の納税期限が決まっている場合など、不動産をできるだけ早く現金化したい場合には、「仲介」より「買取」の方が早く売却手続きが完了できるためおすすめです。
販売期間が無く、売却金額と入金時期の見通しが立てられるため、売主様の売却希望条件に沿ったスケジュールで進めることができます。
「売却できない可能性」というリスクを不動産会社が負担するため「仲介」の場合と比較すると売却金額が低くなる傾向にあります。
「仲介」の売却では契約不適合責任等により、物件引渡し完了後、一定期間内に重大な欠陥や設備故障等が発生した場合、原則、売主様の負担で修復をする必要があります。
一方、「買取」での売却の場合は、不動産会社が買主となることで、欠陥や設備故障等の可能性を踏まえた取引となり、売主様の補修責任を免責とする契約条件が成立し易く、後の面倒なトラブル発生リスクを回避することが可能となります。

「仲介」のメリット

何と言っても「買取」と比べて売却価格が高くなる傾向にあるという点に尽きるでしょう。
多くの売主様が望む「少しでも高く売りたい」という希望の実現に一番近い販売方法です。
仲介の場合、様々な広告媒体を利用し購入希望者を広く探すため、不動産市場の相場またはそれ以上の価格で成約に至る可能性が高いと言えます。

「買取」「仲介」の検討について

高値での売却を第一とするか、現金化のスピードと確実性を第一とするか「買取」と「仲介」のメリット・デメリットを冷静に比較・検討し方向性を決めていきましょう。
売却希望価格やその時期などが見えてきた段階で、お近くの不動産会社へ相談をしてみましょう。
同じような境遇のお客様の実例などからアドバイスを受けられることがありますし、地域の不動産会社であれば、類似物件の成約情報や購入顧客の動向なども教えてくれることでしょう。

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