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自宅売却時に必要なもの

2021.04.12 

自宅の売却を行う際には様々な書類が必要になります。どんな書類がどのタイミングで求められるのでしょうか。

書類が必要となるタイミングは大きく分けて3回  不動産会社との「媒介契約時」、買主様との「売買契約時」、物件や鍵をお渡しする「残金決済・引渡し時」

・実印
管轄の役所に登録している印鑑のことです。
・印鑑証明書
捺印する印鑑が実印であることを証明する書類で、発行後3カ月以内のものを使用します。不動産関係の書類の多くは実印での捺印が求められます。
・住民票
登記簿上の住所と現住所が違う場合に必要となる書類です。管轄の役所で取得できます。
・本人確認資料
運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード等、基本的に顔写真入りのものが必要となります。
・登記識別情報通知
所有者の証明書となり、決済・引渡し時に司法書士へ提出する、再発行できないとても大切な書類です。『登記済み権利証』から現在の登記識別情報通知に代わり、その情報は目隠しシールの下に記載されています。
・固定資産税納税通知書
役所から送られてくる固定資産税の確認、納付のための書類です。納税額や支払い期限の他、税額の算定基準となる不動産の評価額も記載されています。
・購入時の売買契約書、重要事項説明書、パンフレット類
購入された時の契約書類には物件の登記内容、法規制やライフライン等、重要な情報が記載されております。パンフレット類は自宅のアピールポイント等が掲載されていますので売却時に活用が可能です。
・地盤調査報告書、住宅性能評価書、既存住宅性能評価書
地盤や建物の安全性、その性能について証明するための書類で、購入希望顧客へ安心感を与えることのできる大切な書類です。
・銀行口座が分かるもの(通帳等)
買主様から頂く売却資金の振込先を確認するために使用します。住宅ローンが残っている場合は、売却資金の振込先は原則その返済口座となります。
・住宅ローン返済明細書
正確な残高や毎月、ボーナス返済金額等が記載されている銀行から発行された書類です。

売却物件がマンションの場合

・管理規約
 売却するマンションについて定められた管理や使用に関する規則が記載された書類です。

売却物件が土地や戸建の場合

・間取図、平面図、立面図、配置図、仕様書、図面一式
 建物の配置や間取、高さや構造の仕様などが記載された書類です。
・建築確認済証、検査済証
 建築基準法に適合する建物と証明する大切な書類です。建物の増・改築を行った際は、
 新たに確認申請を取得している場合もあります。
・地積測量図、境界確認書
 土地の面積や形状、隣地との境界標や境界線等が記載された大切な書類です。管轄の法務局に登記されている場合もあります。
・その他
 耐震診断やアスベスト使用調査報告書があれば買主様へ引き継ぎます。
 決済・引渡し時には鍵や宅配ロッカーのカード、郵便受けの暗証番号等も必要となります。
以上が売却時の必要なものですが、手元に無い場合は役所や法務局、ハウスメーカーから、
それに代わる書類を取得できる場合や、売却を依頼する不動産会社が代行できることもあります。
みつからない場合は担当者へ相談をしてみましょう。

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